かわたれどき
この所、天気がすぐれない事もありますが、秋の気配が感じられます。
日没時間も早くなってきて、朝晩少し涼しくなったような、、、?
皆さんも、体調管理に気をつけてくださいね❣
さて、
「たそかれどき(誰そ彼時)」「かはたれどき(彼は誰時)」は、温もりのある美しい日本語です。
この2つの日本語は、アニメ映画「君の名は。」で出てくるのです。
アニメ映画「君の名は。」では「黄昏時(たそがれどき)」の語源として「たそかれどき(誰そ彼時)」をあげ、その意味を「夕方、昼でも夜でもない時間。世界の輪郭がぼやけて、人ならざるものに出逢うかもしれない時間」と説明していました。
「たそかれどき」と「かわたれ時」
黄昏、かわたれ時は
誰ぞ彼 (たれぞかれ) → たそがれ → 黄昏時
彼は誰ぞ(かわたれぞ) → かわたれ → かわたれ時
つまり「あの人は誰?」と人の顔がハッキリとわからない程の明るさ(暗さ?)の時刻を差す言葉です。元々は明け方でも夕方でも使えた言葉のようですが、今は
黄昏時 ・・・ 夕方
かわたれ時・・・ 明方 と使い分けています。
「たそかれどき(誰そ彼時)」と「かはたれどき(彼は誰時)」は、幻想的で美しいし、色彩と温もりが感じられる、素晴らしい日本語ですね。
社会人になって、徹夜で車を運転した明け方、出雲大社付近で生まれて初めてみた、
「かわたれどき」の景色(風景)に出会えて素晴らしかった。
今は人生「たそがれどき」の色が見えていますね!!
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